【どんな施設でもできるホームページ活用の第一歩とは?】


来年開催する「旅行会社営業強化セミナー」に

だんだんとお申込みをいただいています。

ありがとうございます。


始めてセミナーにお申し込みいただいた方の場合は、

まずはその施設(店舗)のホームページを拝見させて

いただくようにしています。


その時に感じることは、

「もっと伝えて欲しい!」ということです。


何を伝えて欲しいのか?と言えば、

施設のもつ“価値や魅力”です。


やさしく言えば、

「良いところ」、「見て欲しいところ」、

「わかって欲しいこと」、「自慢したいこと」


それらを、わかりやすく、

視覚的、感覚的にお客様に伝えることに、

更に力を入れてみていただきたいと思います。


ここ数日、

改善や工夫の余地を感じるホームページに多く出会いました。


「こちらは、きっと魅力があるだろうな!」

と思う施設や店舗なのに、

ホームページからそれが十分に伝わってこないのです。


そして思うことは・・・


「残念ながら、お客様を逃している可能性がある・・・」

ということです。


初めてホームページを訪れた私は、

“お客様の目”と“お客様の感覚”で

そこに掲載された情報をとらえます。


ですから、私が感じる“伝わらない”という印象を

お客様が持ってしまっている可能性は高いのです。



なぜ、そのようなケースが多いのか?


そのひとつとして思うことは、

施設や店舗のホームページ運営が、

“限られた担当者の方の責任”の中で行われているからです。


もちろん、ホームページのデザインや更新などは、

専門の担当者の方が必要になるでしょうが、


それでも施設で働く多くの皆さんの“感性”や“アイデア”を

もっと集めて、それを“ホームページの進化”に活用することが、

大切なことだと思います。


コンサルティングの会議の席でも、

ホームページに関わることになると、


「担当の○○さんじゃないと・・・」とか

「ホームページの運営は、○○さんに任せているので・・・」

という話しが出ることが多いです。


そんな時には、

担当の方の意見も尊重しながら、

「もっと、職員さんたちの意見を聞いてみましょう!」

とお伝えします。


なぜなら、皆さんの施設の価値や魅力、

そして、お客様の想いや行動を知っているのは、

ホームページ運営の担当の方だけでなく、

その施設で働くすべての職員さんのはずだからです。


「こんなことをホームページに載せたら?」、

「ここはもっと詳しく書いた方が良いのでは!?」など、

現場で一緒にがんばっている人たちの視点が必要です。



そこで・・・


ホームページ活用を強化するひとつのステップとして、

ぜひ一度やってみて欲しいのは、


全職員さんに、自社(自施設)のホームページを見て、

「何を感じるか?」、「どこが良いか?」、

「何が足りないか?」、「改良するとしたら?」

というような意見や感想を出してもらうことです。


どんなことでも、構わないので、

自由に言ってもらうというかたちをとるのが良いでしょう。


会議でも良いですし、

簡単なアンケートやレポートのスタイルで、

集めても良いと思います。


そうすれば、きっと、

“見落としている何か”に気が付くはずです。


そうやって着実にホームページを進化させること。

それが、業績アップにつながってきます。



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□■ 観光施設 今日の仕事のヒント 
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『ホームページの改善について、全職員から意見を集めてみる』


“仕事のヒント”にピンと来たら、まず行動!それが未来を創ります。

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★編集後記★
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このメルマガでは、

何度もお伝えしていますが、


ほんとうに、ホームページの魅力で、

集客の結果が大きく違ってきます。


と言っても、

大きな改良、全面リニューアルとなれば、

期間もコストも掛かります。


ですから、中長期的な投資のひとつとして、

「計画的に」、「少しずつ」、「できる範囲から」、

改善していくのも良いでしょう。


大事なことは、

「ホームページは常に進化させる」という意識を持つことです。


「完成することはない・・・」


それが観光施設のホームページですね。


2014.12.13発行号
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宮内直哉の『1分で読める 観光施設 仕事のヒント』  |Vol.556
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